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宮城&福島震災遺構と原発、途中に日本三景「松島」へ⑨

GW後半の5月3日を宮城県 道の駅「上品の郷」で迎えました。

いつものルーティーンをこなり午前8時過ぎ出発、途中で自衛隊「東松島基地」ブルーインパルスの基地の横を通ります。
国道沿いにブルーインパルスのオブジェ?が有りました。

最初の目的地は東松島の震災遺構「東松島震災遺構復興記念公園」です。

旧JR野蒜駅の跡地です。

丁度、開館時間9時に到着です。

小さい伝承館でしたが、野蒜地区の被災状況が良く判る内容でした。

ここから車で20分位の所が日本三景の「松島」になるので、せっかくなので立ち寄る事にしました。
松島の中心部は、GWで天候にも恵まれ渋滞、観光客も非常に多かったです。
キャンプカーは中心部から少し外れた山の中腹にある無料大駐車場に駐車に案内されました。

ここから山を下り歩いて10分程度で港にや土産物店等の商店街へ港は、松島めぐりの観光船がひっきりなし大小多く発着してます。

大型船はかなり混んでいる様でしたので、小型の臨時便の観光船へ乗船(1500円 約40分)の松島めぐりです。

出航すると直ぐにカモメが寄って来ます。

船内には餌付け自粛の張り紙がされてます。

左下の島

上2枚の島

松島めぐりから、戻るとキャンプカーではいつものチョコの指定席でレオがくつろいでいてチョコが迷惑気味で目で何かを訴えている様に感じました。

しかたがないのでチョコと同じBOXを出して助手席に装着
いつもの狭い箱より、広くて快適そうです。

ここから、少し距離が有りますが津波と福島第一原発事故の両方の被害にあった請戸小学校の震災遺構を見に行きました。
凄く多くの全国各地のナンバーの車が訪れていました。

この学校の児童達は、地震後すぐに近くの山に逃げた為、犠牲が出なかった奇跡の学校です。

校舎内の状態↑    給食調理場↓

体育館

2階は被災状況等が展示されており、被災者の方々や当時小学校だった皆さんの話等で言葉が出ませんでした。

また、原発事故による長期の避難を余儀なくされたうえ、帰還困難区域指定で故郷を追われる等の2重の苦しみの内容の展示が多くて、本当に当時の国や東京電力に対する怒りが滲んでいました。
当然、小学校からは福島第一原発が山向こうに見えます。

小学校から車で5分に東日本大震災・原子力災害伝承館が有り、そこにも行って来ました。

閉館時間ギリギリでしたので、足早に回りましたが、当時の緊迫したやり取りだけでなく、現状の状況の汚染地区の広大で困難な除染、放射能の脅威を感じざる得ませんでした。

現在の福島第一原発のミニュチア

被災者の多くの生の写真があり、涙が止まりませんでした。
これで今回の旅の震災遺構を訪ねるのは終わりですが、また必ず訪れたいと思いました。


本日の車中泊予定の道の駅「ならは」に向かい、午後5時半に到着。

GWで温泉施設も有る為、キャンピングカーや車中泊の車で一杯です。

こここにはRVパークも併設されています。

入浴後は、少し豪華な海鮮フライ定食を頂きました。牡蛎2個・鯵・イカ


⑩につづく

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