母を自宅で看取り、自宅で家族葬
久しぶりのブログです
昨年、11月20日から末期癌の病状が進行し介助なしでは歩行が困難になった母親の介護を実家でしておりましたが、2月6日早朝 眠る様に自宅のベッドで虹の橋を渡って逝きました
前日の夜13年前に同じく癌で亡くなった父親の気配を感じており、生前 仲が良かった父がちゃんと迎えに来ていたのだと思います
母は数年前に癌の再発が判明してからも動ける間は一人暮らしをすると言って、私達夫婦の同居を拒んでいました
その為、ここ数年は働いている姉が家のワンコを日中預ける形で朝晩に姉が実家を訪問する事で見守りをしておりました
その間 母は大好きなコンサートや映画・観劇・お友達とのお出かけ、麻雀サークルへの参加・孫や我々子供たちとの旅行をしながら楽しくひとり暮らしを満喫しておりました
それと並行し遺言を公正証書で残したり、家の中の古いアルバム数十冊を数冊に纏めたり、着物等の断捨離を黙々と進める終活をしており、気が付くとタンスの中身は母の普段着や礼服・数枚の着物程度が残っている程度でした
私や姉の負担を少しでも軽くしようとする終活を日頃から見ていたので、約2か月半 私が同居し訪問介助看護と訪問医の先生のお力をお借りしながら、介護看病が出来た事は最後に親孝行が出来たかな?と勝手に思っております
また、母の生前の要望で「延命治療はしない」「何か有っても救急車は呼ばない」「入院はしない」「自宅で逝きたい」「葬儀は自宅で執り行い、通夜は行わず住んでいるマンションに訃報の掲示を出して貰い、知り合いや仲の良かった方々に出棺までの一両日に、自宅にお別れに来て貰う程度として、遠方の親戚等は一切呼ばず最低限の家族葬で送ってほしい」という事でいたので、これらは全て叶える事が出来ました
そして本当に多くの方に見送りに来て頂け、改めて母が築いてきたコミュニティーの広さを実感したと共に、親しい友人の方々は皆さまからは、これが理想の終活と言って頂けました
奥が我が家のワンコのチョコ、手前が姉の家のワンコのハッピー
私が実家暮らしをする間 見守ってくれています
遺言により私が実家のマンション・仏壇・お墓等を引き継ぐ事になりましたので、いろいろな公的な手続きを進めながら、実家で遺言の内容にそって姉とその他の相続等を実家で寝泊まりして進めていきます
と言う事で、暫くキャンピングカーで遊ぶブログはお休みになります
合掌

