灼熱の夏場におけるキャンピングカーの遮熱断熱対策はコレ!
ここ数年の真夏時、気温35度が頻繁に現れる様な状況において、古いキャブコンやバンコンの遮熱対策は必項になりつつ在ると思います
我が家のマックレーデイブレークも製造から約20年も経過した古いキャブコンです
製作された当時の気候と、今の気候で考え作られた昨今のキャブコンでは、明らかに遮熱断熱性能基準が異なっているのではないでしょうか?
これは、昨年のルーフからの雨漏れ対策時やダイネット窓枠周りからの雨漏れ対策をDIYして感じております
特に真夏時に直射日光をまともに当たる水平面の屋根の厚みは、FRP外皮板厚と断熱材・内装内張まで含めても厚み約4.5㎝程で、内側の断熱材自体の厚みは4㎝しか有りません
更にキャビン両側サイドパネルや後部パネルの垂直面では、FRP外皮板厚と残熱材・内装内張まで含めても厚みが約2.5㎝程で こちらも断熱材自体の厚みは2㎝程度です
これでは昨今の灼熱の夏場の車中泊や、ペット連れの夏場の旅は困難に感じます
そこで屋根等の水平面の遮熱断熱には、屋根全面にソーラーパネルを載せる事で夏場の屋根の直射日光を避けつつ、サブバッテリーを充電して行くのが 最適解とは思い検討しました
しかし 費用的にも時間的にも今年の夏までにDIYでの設置は出来そうないので、今年は見送りです
断熱塗料を屋根塗る選択肢も有りますが、マスキングの手間・サンディングの際の削りカスの飛散・下塗りサフェイサー塗布&上塗り塗料等を塗る際の塗料飛散を考えると、賃貸駐車場で周囲の車への事を考えると塗装DIYは困難と判断しました
そこで屋根等に貼る遮熱断熱防水シートを貼る事にしました
まずは屋根に付いていたTVアンテナ用の配線&配線カバー、シーリング材等綺麗に撤去
劣化しボロボロと割れて来る換気ダクトも撤去し 取り外した穴にシーリング材を塗布した断熱スポンジを詰め込みプラバンを張り付けて塞ぎます
室内側は防水ゴムマットで塞ぎ、ダクト跡を隠すためワイヤレスモーションセンサーライトを取り付けました
ルーフ全体をパーツクリーナーで清掃脱脂後に遮熱断熱防水シートをバンクベッド前方部分は傾斜していて、手が届かないので手の届く中央付近から後方掛け、前側から後方に貼り込んで行きます
これだけ貼り込んでも時間的には、3時間程で完了しました
なお、施工時は風が無く曇り空が良いです
風が有るとシートが風にあおられ、転落の危険だけで無く上手く貼れません
また、好天時はアルミ表皮の照り返しで日焼けと、サングラスをしないと目が痛くなります!
なお、シートとシートの合わせ目にも厚手ガスラスクロス入りアルミテープを貼る事で防水性がアップするのと見栄えが良くなります
この遮熱断熱防水シートはAmazon等で購入出来ます
↓
裏側が粘着シートになっている物で私は施工のし易さを考え
1ロール 幅50cm 長さ500cm を選択しました
今回4ロール購入しましたが3ロールで足りました
残りは、破れたり捲れたりした際の補修用として残して置きます
とても粘着力が強く 一回貼り付けると再使用は出来そうにないので、施工時に注意が必要です
耐久性は判りませんが、施工後既に1か月経ちますが防水はもとより撥水効果も有ります
GW北陸の旅で約500kmで高速道路走行しましたが、剥がれ・捲れは有りません
逆に時間経過した事でかなり強固に密着した様に思います
素人目には、断熱塗料よりも効果・対候性等が高そうに思いました
特に施工が容易・美観も良いと個人的に満足しています
それと雨天時の屋根に当たる雨音がかなり静かになりました
これで真夏でも12Vクーラーが効いてくれる事を願っています






