マイナー外車キャンプカーで遊ぶ!

2004年製韓国製ヒュンダイSRX マックレーデイブレークで妻とワンコ&キャットと遊びます!

ベース車両 ヒュンダイ リベロSRXへの拘り①

我が家のキャンプカー韓国製ヒュンダイリベロSRXは、基本ベースは三菱2代目パジェロのラダーフレーム及びシャーシ&エンジン機関係コンポーネントを使用して作られたデリカスペースギアをベースとして、その技術提供を受けヒュンダイが製作した2WD小型トラックのインタークーラー付きディーゼルターボ車です。


国産キャンプカービルダーのバンテックさんが、キャンプカーのベース車として輸入されていろいろなキャンプカービルダーに売り込みを掛けた様ですが、韓国製左ハンドルがネックとなり採用されたのはバンテックさん以外では、フィールドライフ ロッキー マックレーの3社のみという寂しい現実です。
多分現存するSRXベースのキャンプカーは3桁無いかな~?と思われます。


私は、このマイナーで少ないSRXベースのキャンプカーの中でマックレーデイブレークを探してました。
★理由は大きく4つの理由
1,私の求めるキャンプカーは、安価で入手可能で長距離使用を前提に車重とエンジン出力特性的にトルクフルなディーゼルターボ車が燃料代等ランニングコストも優位性が高い事。


2,SRXはエンジンルームが前方に有る為、振動や騒音がガソリン車より劣るディーゼル車でも車内への遮音性等がキャブオーバー車より有ると思われた事や、万が一の事故の際にもクラッシャブルゾーンとしてエンジンルームが機能する為、安全性に優位性が有るだろう?と思われた事。


3,ロングホイールベース、ワイドトレッドでリヤタイヤがWタイヤ化されており、リヤデフにLSDも入っている為、国産キャブコンキャンプカーより乗り心地・バースト対策と悪路走破性に優れているであろう?と思われた事。


4,マックレーデイブレークの売り文句「完全自立型キャンプカーとしての装備が充実」は、私が求めるキャンプカーとして使い勝手・用途に合致、とにかく夫婦でペットと1年を通じて一緒に長旅が出来る事、昨今非常に増えた災害時の備えとしての避難場所として過不足無く機能するだろう?と思われた事。


★購入しておおよそ1年で約6千キロ使用した上でのベース車SRXの感想
我が家のキャンプカーは、前後にエアサスが組まれている関係も有りますが、乗り心地は以前にレンタカーで借りたガソリン車キャブコンベースのキャンプカーより明らかに良く、ディーゼル特有のエンジン音や振動もエンジン搭載位置の関係も有り、車外ではそれなりにトラック的で気になりますが、運転席内や後部キャビン内では個人的に全く気になりません。
また、シートも合皮性でクッションやサポート性も乗用車レベルです。

キャンプカーとしての装備のルーフエアコンやヤンマー製G2800iSEは2.8KWの発電機(燃料タンク12.7L)

サブバッテリー搭載ハッチ内のバッテリーは移設されていたので、そこに予備タンク収納


長旅仕様で水タンク(キッチン用ポリタンク20L)

サードシート下に温水シャワー等汎用ステンレスタンク60L


トイレ水関係(10L)で約90L・燃料(約70L)等を満タン、それなりの荷物を積載、大人3名・ペット2匹が乗ると、総重量は3.5トンを超える思われます。

103馬力24kgmのパワーでは市街地では満員時の路線バス並みの加速力しか有りません。
街中で他車に迷惑を掛ける程では有りませんが、車線変更時等は廻りに配慮する運転が求められます。
高速道路等の合流や追い越し時・登坂時は4速オートマなので、2速から3速がワイドな為、シフトアップ時のエンジン回転数2000~2500rpm位をキープする様なアクセルワークを上手くしないと加速が鈍り後続車の迷惑になります。
登坂時は特に2500rpmからを落とさない様に、ODを解除し3速ギヤを駆使すると4~5%程度の登坂路なら70キロ程度で登って行けます。
平坦な所は、ODが入るとエアコン入れても巡行80~90キロは可能です。
燃費は正確に測定してませんが、夏場エアコンフル稼働でも平均8キロ程度/Lです。

ブレーキ性能は、基本的に街中での効き具合やペダルタッチに不満はないです。
山間部を下る際、フットブレーキのみで減速するとかなり早い段階でブレーキの焼けた匂いが出ますので、少し運転席のドアガラスを開けるなどして「匂い」に要注意が必要かと思います。
私はOD(オーバードライブ)ボタンをOFFとして、更にDレンジから2レンジ・Lレンジも使用してエンジンブレーキを上手く使いながら後続車には迷惑掛けますが、速度を落として、極力ブレーキを長時間踏み続ける事は避ける様にしています。
兎にも角にも安全第一、ブレーキはフェードもしくはべーバーロックは本当に怖いですよ!

左ハンドルのハンディは?
基本的にウィンカーレバーとワイパーレバーが逆に慣れれば、運転で困る事は殆ど有りません。
乗用車と違い、信号交差点における右折直進時で右折する際も運転席位置も高い為、対向右折車がトラック以外ならば、見通しは一般的な右ハンドル乗用車よりも良い位です。
また、細い道でのすれ違いでは路肩に寄せ易い反面、狭く低めのトンネルだとキャンプカーの左角上の高さが気になる事が有ります。
左折時の内輪差やポール等の巻き込みへの注意が容易に感じます。
唯一の欠点は、高速道路への合流や、河川の堤防道路等に入る際や、橋等を潜るアンダーパス道路から合流する際等に右後方がドアミラーや小型補助ミラーで確認しても、パワーも無く加速も緩慢な為、不安が出ます。


★気になる改造変更箇所
①エアサス(キャンサス)が装着されていました。
運転席に設置されているエア圧力ゲージの配管取付け部からエア抜けが少し有る様で、数日使用しないと毎回エンジン始動時にエアサス用のコンプレッサーが20秒程駆動します。
修理はせずに毎回、作動確認が出来るという事で「OK」としています。
このエアサスでかなり乗り心地がオリジナルとは異なると思われ、段差や轍等での突き上げに対して当たりは柔らかく上手く捌き、ロールやピッチングが程好く抑えられています。
また、車中泊時に少し固めにすると、就寝時の寝返りや強風時の車体の揺れがかなり抑えられます。

②ホイールサイズとタイヤサイズが変更されています。
我が家のリベロSRXは、前期モデルでフロントホイール14インチ195・8PRから後期モデル用の15インチにインチアップされタイヤサイズも後期サイズ205/70よりワンサイズ太い215/70(M+S)109/107R 8PR LT にされています。

リヤも純正サイズ155R13 8PRから165R13(M+S)94/82R 8PR  LTにされており、タイヤ許容重量に余裕をもたされています。

タイヤはアジアンタイヤHIFLY SUPER2000 製造年0120 

アジアンタイヤなので6輪ともバランスを取りましたが、特に問題は無く雨天でも十分なグリップ力で、走行音や減り具合も少なめな様に個人的には感じます。


③ステアリングが細めだった為、車外品の革製ステアリングカバーを装着・運転席と助手席のシートクッションの表皮に劣化による擦れと切れが有った為、車外品の滑り止め加工された皮調シートクッションカバーを装着しました。

④2DINカロッツェリア製MRZ09ナビの地図データーを更新2019年第2版

⑤バックモニター用中華製ナビSPEEDER PD703R(前方ドライブレコーダー機能有り)に変更。  右後方確認用カメラ&小型モニター追加


カメラは助手席ドアトリムに穴あけして装着

⓺6輪空気圧モニター(TPMS)が装着され、温度20℃で冷間時がフロント4.4k 温間時4.8~5k リヤ冷間時4.3k 温間時4.8~5kになる様に調整しています。

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