マイナー外車キャンプカーで遊ぶ!

2004年製韓国製ヒュンダイSRX マックレーデイブレークで妻とワンコ&キャットと遊びます!

ヒュンダイSRXのブーストアップでトルク&馬力アップ!?


今回、ヤフオクでこんな表題「元スぺギ乗りが開発実証済み 取付実績多数 デリカスターワゴン デリカスペースギア パジェロ ディーゼルターボをブーストアップ 」送料込みで価格4980円の出品を見つけたので、出品者に何度か質問してみた結果、簡単で面白そうなので落札して装着してみました。
装着自体は簡単ですが、ブースト計は取り付けてないので、ブーストアップをさせる回転域等を調整するのは、実際に走りながらセッティングするので大変でした。
今回は、下記の旅をしながらセッティングして来ました。


まず、我が家のヒュンダイSRXキャンプカーのエンジンの基本諸元
排気量2500cc インタークーラー付き ディーゼルターボの型式Ⅾ4BH 馬力103PS トルク24Kgmという前期モデルです。

後期モデルは、型式Ⅾ4CB 馬力145PS トルク33Kgmとかなりのパワー差が有ります。
どちらも基本的なベースは、三菱デリカスペースギア等に搭載されていた三菱製4D56エンジンのOEMなのですが、後期モデルは燃料噴射装置がコモンレール式にされており、黒煙の低減、Noxの抑制と共にパワーアップもしています。


送られて来たのは、T字型のコックとホース・説明書です。

注)T字型コックは特許?の関係から、ボカシを入れています。
基本的な考え方は、機械式のブーストコントローラーですね。


まず装着する場所は、インレット側のターボハウジングとアクチュエーターとを繋ぐホースを置き換えるだけなので、そこにアクセスする為にエアホースダクトを取り外します。

エアクリーナーとホースダクトの取付バンドを緩めて取り外します。

取り外したホースダクトを下側に押し下げます。

アクチュエーターとターボハウジングを繋いでいる長さ約5cm位の黒いホースを取り外します。

送られて来た物のホースを差し替えて装着

これだけです。

T字型コックとホースをエアクリーナーBOXに動かない程度にタイラップで固定します。

これから走りながらT字型コックの調整弁2個でブースト調整するので、何度もボンネットを開けて、調整弁を微妙に開け閉めして行く作業が有りますので、調整し易い位置を自分なりに考えて固定、これでホースダクトを元に戻して終了。
取付時間約10分


ここからは、説明書に沿った方法で実際に走りながら、ブーストの調整をしていきます。
説明書にかなり細かくセッティング方法や写真が記載されており、不安無く出来ました。


あとはT字型コックの2つの弁を少しずつ開け閉めしながら、実際に街中での発進・加速・巡行時からの加速、高速走行時からの加速や坂道での加速等、いろいろな場面で走っては止まり調整、という作業が必要です。


私の場合は街中の発進時や坂道の登坂時を中心に、一番多用するエンジン回転数で約2000rpm~約3500rpm位までのブーストの立ち上がりや、加速感やパワー感を中心に安全性を重視したセッティングしました。


結果、感覚的にトルクが1割以上、馬力も10ps程度は増された感じで、エアコン作動時でもアクセル開度が少なくなった事から燃費が、今回のセッティング兼ねた旅でいつもの旅での燃費から約1割良くなりました。


もっと攻めたセッティングでパワーアップさせる事も可能でした。
その場合、思いのほか加速性がアップした事で、ブレーキの安全性やターボの耐久性を考慮しなければならないと感じましたので、程々の所を探るのが良さそうです。

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